"思い出し"を学習に活かすアクティブリコール

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    若い頃はもっと早く覚えられたのに、もう歳だから...

    記憶がおっくうで無理かな?なんて思ったことはないですか?

     

    なのに、何を思ったかTOEICに挑戦してみようと・・・

    試験会場に行くと、隣の女の子が小学3年生の患者さんだった...驚きと恥ずかしさとで複雑な気持ちになったことを覚えています。

     

    しかし、何か希望、記憶力アップの、がないものかと考えているうちに、同じ時期に知った用語「アクティブリコール」についてシェアしたいと思います。

     

     

    思い出しを学習に活かす、アクティブリコール

     

     アクティブリコールとは、学習した内容を意識的に思い出す努力をする行為が、長期的な記憶の定着や深化を促す。そうした学習や記憶のプロセスにおける概念です。

     

    記憶法には個人個人によってそれぞれ覚え方ってありますよね。

    一夜漬けをする、たくさん書いてひたすら覚える、など。

     

    しかし、アクティブリコールの概念では、覚えることではなく"脳の中から情報を取り出す作業が最も重要"としています。

     

    ●アクティブリコールの方法

    ・質問形式で自問自答をする

    ・教える側になって他者に学習した情報を説明する

     

    といった方法などがあり、どれもアクティブな取り組みといえます。記憶の定着と応用の促進に役立つとされているのです。

     

    歯科においても、予防歯科を学習したい場合、書籍、座学、実習などさまざまな形で学べます。

    しかし、教えることが最大の学習ともいえるかもしれません。

    まつわることを思い出しながら、記憶を定着させる。

    私たちの脳の働きをうまく利用した学びも体験してはいかがでしょうか。

     

     

     


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