患者さんへの説明。重要なのは「科学的な根拠」を柱にすること。

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     「歯間ブラシを使うと歯茎が下がりすきまができるので使いません。
    フロスだけ使えばいいと、前医に指導されました。」

    「歯石を取ると歯が動き出すので、歯石除去はやめて下さい。」

    そんな初診の患者さんの言葉を耳にすることがあります。
    患者さんが誤った認識をしているのか?もしくは本当に前医にそのように思い込まされてしまったのか?

     ここでのポイント!これらの事柄に科学的根拠があるかどうか?ということです。

     例えば、歯周病が進み骨吸収を伴い、さらに歯間部歯肉に炎症が有るとします。
    炎症消退の治療を行って、なおかつ患者さんにセルフケアを徹底してもらいます。
    炎症が消退すると骨のラインに沿って歯間部の歯肉は下がるため、歯間部には当たり前に空隙が出来ます。
    これは治療の成功でありまた、自然の摂理であり、正常な歯肉に戻ったと表現することが出来ます。
    つまり科学的根拠に基づいた治療なのです。

     もし、歯間部の炎症をそのまま放置しておくと炎症はずっと存在するため、時間をかけて
    さらに骨は吸収し、やがては歯を失うことにつながります。

    炎症をそのまま放置し、歯を失うのか?
    歯間部の炎症を取り除き歯を保全するのか?
    答えは明らかですよね。 

    歯を失わないように医院側も、患者さんもお互い治療に参加していく事が歯周病治療です。

     日々診療を行い、患者さんと接していると誤った認識をしている患者さんがかなり多いということに気づかされます。

    患者さんのこういった思い込みを払拭する作業がとても大変です。
    しかし、私達が出来ることは科学的根拠を用いたお話を患者さんにひたすら何度も説明する。
    こうして誤った認識を正しい認識に変えて行く。

    そういったこともとても重要な使命と言えますね。



     

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