Standard Precautions

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      毎日寒い日が続いていますね。都心では本格的な積雪がありました。
    昨今のニュース番組ではインフルエンザの予防策の文字を多くみるようになってきました。

     「予防」は医療に携わる上で重要なキーワードです。
    なぜなら生体は感染と切っても切れない間柄だからです。

     スタンダードプレコーションズという言葉を聞いたことはありますか?

    「Standard Precautions」標準予防策
    〜標準予防策とはすべての湿性生体物質は何らかの感染する可能性を持っている〜

    つまり感染の概念を前提にした対策の総称です。


     たとえばインフルエンザの予防でも手洗い・うがいの重要性は知られていますね。
    感染対策の基本中の基本である「手指衛生」です。
    手指から有害な微生物を取り除くことにより、手指による微生物の伝播を遮断することが重要なんですね。湿度の管理ももちろん重要です。

    日常的な行動も、標準予防策という概念を元においているかどうか、実医療的な行為といえるのです。
    実例を2つ挙げてみましょう。

    ■起床後の歯磨き
    睡眠中に繁殖した口腔内細菌が咽頭部粘膜を刺激することによって、ウイルスなどが粘膜から感染するリスクが高くなります。
    これを予防するために、歯磨きを行って口腔内の細菌叢を改善することが大切です。
    朝起きて歯を磨く、さらに朝食を食べて歯を磨く..つまり朝は2回の歯磨きが重要です。

    ■ヒートショック
    暖かい部屋から寒い部屋へ行くと『ゾクゾクする』そんな経験ありませんか?
    室温の変化によって血圧が急激に上昇したり下降したり、脈拍が早くなったりする状態のことをいいます。 室温の変化にさらされた人間の体は体温を一定に保つために、血管が急激に収縮し血圧の変動や脈拍の変動を起こします。
    つまりこれがヒートショックです。
    ヒートショックは、心筋梗塞や脳血管障害などにつながりかねない危険な状態と言えるのです。
    『暖かくしてくださいね』患者さんにかけるこんな一言にも意味があるのです。


    私達は患者さんのお口の中を管理するだけでなく、全身の健康も気遣う!
    つまり全身のことも勉強しなければいけない。
    でもこれってプロとして大切なことですよね!



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