インプラント治療に欠かせないCT

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     先週末は京都マラソン。京都は北区の北山通りはにぎわっていました
    体力作りはもちろん、震災復興の祈りをこめて走った方など、
    いろいろな思いで京都の町を駆け抜けたのではないでしょうか?

     マラソンの42.195kmは私にはとんでもない長距離です。
    走ろうと思っても、すぐにそんな距離を走れるわけではありません。
    プロのランナーはコースの走行計画を入念に準備すると聞きます。

     これ、インプラント治療と実によく似ていると思います。

    ■ゴールがはるか先の治療。欠かせない科学的診査

    一見、インプラント治療は埋入手術に目がいってしまいがちです。
    しかし、マラソンと同じく事前準備の大切さを感じるのです。ゴールは遠いのですが。

     当院ではインプラント治療計画の立案前には、必ず歯科用CT撮影を行います。
    CT撮影なしでインプラント治療はありえません。

    口腔内診査、X線診査、歯周組織検査を行い
    診断用ワックスアップ⇒サージカルガイド作製⇒サージカルガイドを装着してCT撮影⇒シムプラント又はノーベルガイドにてコンピューター上でのインプラント埋入シュミレーション
    →やっと手術の計画がたちます。

     これは当院のスタンダードなインプラント治療計画、立案の一例です。

     ここで歯科用CTと書きましたが、医科用CTと比べると患者さんの被爆線量は圧倒的に低くなります。
     MRIはどうでしょう?
    患者さんもMRI検査を医科で受けることが多くなっていますので歯科衛生士も少し知識をもっておいた方がよさそうですね。

     MRI‥magnetic resonance imaging
    MRは体内には水分がたくさんありますが、その水素原子核(プロトン)の信号を画像化し標的臓器や組織を診る装置です。
    CTと違いX線被爆はしません。
    水素原子核(プロトン)の信号強度によって様々な撮像方法がありますが、簡単に覚えるなら、私達がよく見慣れたCTの画像とは白と黒のコントラストが逆になります。
    特に軟組織の診査や、軟組織に囲まれた硬組織の観察が出来ます。

     脳ドックはMRI診査を行いますが、歯科ではというと、顎関機能診断に使用できる期待が高まっています。
    (詳しく知りたい方は2011年歯界展望5月号に当院院長の対談が掲載してありますのでご覧下さい。)

     歯科ではあまりなじみがないなって思うことでも、
    ちょっと知っておきたいこともたくさんあります。
    『知的好奇心』って何歳になっても大切なことだと思うんですよね。。

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