「よく噛めています」〜歯科医師の仕事の意義〜

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     「よく噛めています。食事が楽しいです」

    メインテナンスで受診した患者さんの言葉にハッとしました。

     

    受診した患者さんに「お変わりはないですか?」と尋ねると、多くは「問題ないです」「快調です」という返答をいただきます。

    しかし、この「よく噛めている」という言葉は、歯科医師としての職業の意義を見出す言葉に感じたからハッとしたのです。

    歯科医師としての仕事の意義は、よく噛める、つまり口腔機能を回復する、ひいては患者さんの豊かなクオリティイオブライフに貢献できるように行うことなのです。

     

    「噛むことができる」というのは、ただ食べ物を食べるということではありません。栄養をしっかりと取り、健康な体を保つことに繋がるだけでなく、ひいては人とのコミュニケーションに自信をもたらし社会生活にも良い影響を与えます。患者さんの笑顔を取り戻し、毎日の生活を楽しむ手助けになること。

     

    どんな職業でも日々の忙しさから、大切なことを忘れがちです。今一度立ち止まって考える時間も必要ですよね。 そんな今日は嬉しかったことを紹介してみました。

     

    あとがき)

    今年も残すところあとわずかになりました

    12回で構成している、当院院長が主体の北山臨床研究会主催の講習会ももうすぐ終了です。桑田先生のお言葉にもあったocclusion is dentistry 再度、咬合について改めて学びました。

     

     



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